乃木坂46 5期生の涙が意味するもの…“金八先生の授業”に涙腺崩壊「真ん中に立つのだけが世界じゃないから」
司会のオズワルドが思い出の生徒について質問する。
武田「(シリーズ)1回目の時に、嫌われ者の学級委員役をやった子がいて、すごく真面目な子で一生懸命やってたのよ。(卒業式での)別れの言葉が『あなたは努力家でした。私はあなたの一番いいところを知っています』と伝えたのよ。その子が震えて泣き始めてさ」
武田は当時を思い出して、泣き始める。そんな武田を見て、5期生たちはまるで生徒になったかのように、武田の話を聞き逃すまいと真剣なまなざしを送る。スタジオは『金八先生』の収録現場かと疑いたくなるような空間に変貌した。武田は続ける。
「そいつが『先生の言葉、一生の宝にします』って言った時に、よかったなぁと思ってさ」
ここで、いきなり武田のスイッチが入る。思い出話から5期生たちへの“授業”へと転じたのだ。
「そんな思いしないとなぁ。キツいもん、芸能界なぁ。芸能界、センターばっかりじゃないから。君たちにそういうこと言うのもなんだけど、センターばっかりじゃないから。真ん中に立つのだけが世界じゃないから。はしっこも芸能界だから」
5期生たちはぽろぽろ泣き始める。冨里奈央は「感動しました……」と声にならない声で答える。そういう番組じゃないのに、武田鉄矢がいて、制服衣装の子たちがいると、自然とそうなるから不思議だ。