SKE48 Team S 新公演「愛を君に、愛を僕に」裏側密着
撮影／成田智広
名古屋の地にオリジナル新公演がやって来る。メンバーもファンも首を長くして待っていた。本稿執筆時点で幕は開いていないが、発売日を過ぎた頃には、劇場が熱気に包まれた初日は終わり、ネット上はたぎるような感想で溢れ返っていることだろう。
思えば、SKE48は劇場公演によってグループのアイデンティティを維持してきた。それを作ったのは牧野アンナ先生であり、厳しいレッスンに耐えた1期生だ。AKB48に負けないものを作る。その一心で取り組んだ結果、SKE48は一定の評価を得た。
時は過ぎた。全国には星の数ほどアイドルグループが生まれては消えていき、また別のグループが誕生している。そのなかでひと際輝くことは難しい時代に突入した。
もしSKE48が公演以外の要素で全国的な人気を博すようなことがあれば、それでも構わない。そう考えたこともあった。メンバーが幸福であれば、それでいいと思った。
しかし、SKE48が選んだ道はやはり劇場公演によるアイデンティティの獲得だった。オリジナルの公演をスタートさせることはそういう意味だと理解している。グループとして世の中に一矢報いるための最強の武器にして最善策、SKE48にとってはそれが公演なのだ。
先頭打者に選ばれたのはチームS。チームのために、グループのために19人はレッスンを積んだ。それはチームとグループが生まれ変わるための歴史に残る通過儀礼である。本誌はそのレッスンへの密着を許された。
▼ 楽天Kobo
▼ Apple Books（Mac または iOS デバイスのみ）
▼ honto
▼ DMM
▼ ブックパス
▼ コミックシーモア
▼ ブックライブ
▼ dブック
▼ ヨドバシ.com
その他、電子書籍サイトにて配信！