乃木坂46齋藤飛鳥、“インプット”へのこだわり「周りの意見を受け入れていくことがいかに大切か」
暗い気分の時には
――では、本の次は音楽にいってみましょう。ここ最近よく聴いている作品やアーティストを教えてもらえますか?
齋藤飛鳥 音楽も本と同じように人から勧めてもらったものはちゃんと聴くようにしているんですけど、そんななかでいいと思ったのがDYGL(ディグロー)というバンド。音楽的には何系っていったらいいんだろ?
――ガレージロックですかね。シンプルで荒削りなロックンロール。
齋藤飛鳥 ジャケットのデザインもすごくおしゃれで大好きなんです。
――DYGLは歌詞も英語詞で海外の活動にも精力的ですが、やっぱり齋藤さんは洋楽が好きなイメージが強いんですよ。もともとエヴァネッセンスやスリップノットがお気に入りだったんですよね。
齋藤飛鳥 そうですね。でもいまはちょっとそれも落ち着いてきて、洋楽だったらビョークやザ・スミスをよく聴いています。最近の傾向としてはイギリスのバンドが多いですね。
――なるほど。ザ・スミスで特に好きな作品はありますか?
齋藤飛鳥 比較的初期のほうが好きなんですけど、30周年で出た『The Queen Is Dead』もよく聴いています。
――イギリスのバンドということでは、レギュラー出演しているJ-WAVEの『POP OF THE WORLD』でザ・ジャムの「Down In The Tube Station At Midnight」を選曲していたことがありました。なんでもポール・ウェラーが好きだそうで。
齋藤飛鳥 はい。ポール・ウェラーはライブにも行きました。それまではいいと思っていてもどっぷり浸かるほど聴きまくっていたわけでもなくて。でもライブにいったらめちゃくちゃかっこよくて、そこからハマりましたね。そのときは昔の曲もたくさん歌ってくれたんですよ。
――UKロックに傾倒していったのにはなにかきっかけがあったんですか?
齋藤飛鳥 ロンドンに旅行に行ったとき、イギリスのバンドも詳しくなりたいと思って自分でいろいろ調べたんです。わりとポール・ウェラーが入り口になってますね。
――お話を聞いていると、すでにイギリスには相当な愛着があるようですね。
齋藤飛鳥 将来母と海外に住んでみたいという夢があるんですけど、できたらイギリスがいいなって。
――イギリスへの思いはもうそこまで強くなってるんですね。
齋藤飛鳥 まだぼんやり考えてるだけなんですけどね。