<SKE48須田亜香里メモリアル>「もし私がOLだったら?」ハッピー&セクシーなあかりん登場
――たとえばどんなことが実現したら、その思いは解消されるのでしょうか。
須田亜香里 なんだろう、ゴールデンタイムの番組のアシスタントMCとか?
――最近でいうと朝日奈央さん的な存在?
須田亜香里 そうですね。渋谷凪咲ちゃんもすごく輝いてますよね。私は子どもの頃から、家でもその日あったことをずらずら~っと話し続ける生活をしてきて、オチをつけて話すセンスが育たない生き方をしてきたので、ああいうバラエティの筋肉をしっかりと努力してつけた人たちと自分は全然違うと思ってて。一緒に「AKBINGO!」に出たときにも、凪咲ちゃんはすごく面白くてかわいい、もっとテレビに出ればいいのに! って思ってたから、最近は自分の感覚が間違ってなかったって勝手に嬉しくなってます。世間では「凪咲ちゃんと対照的に、須田が落ちていってる」って思う人もいるかもしれないけど、最近はこれまでとは違ったジャンルのお仕事も増えて、自分のなかのいろんな引き出しを楽しんでます。
――コラム執筆やコメンテーターなど。
須田亜香里 ほかにも最近はパラリンピックの特約記者として記事を書いたりして、スキルアップしてる実感もあるし、実際、昔より忙しいんですよ。バラエティ好きな人たちからは、いつも見てる番組に出ていないと「消えたな」って思われるかもしれないけど、そういう声に焦らない自分でいたいって思います。
――バラエティにたくさん出ていたころは、アイドルのなかでバラエティ的な無茶ができる枠として仕事をしていたけど、最近は須田亜香里というひとりのタレントとして呼ばれている、という言い方ができるのかもしれません。
須田亜香里 そういう自信が持てるといいけど、まだアイドルがなにかに挑戦することに価値を感じてくれる人も多いので、まだまだ安心できないです。もしかすると、安心する日なんてずっとこないのかもしれないけど。とはいえ、バラエティに出ないってわけじゃなくて、つい最近も、全身タイツと水着でクルマの洗車機に洗われたり、落とし穴に落っこちたり……。必要としてくれる人がいて、自分の心にウソをつかずにできるうちは、なんでもやりたいと思ってます。