フジ三田友梨佳アナ、爆問太田の“口撃”をサラリとかわす仕切りとアナウンススキル
オープニングから「ブゥロォォォー!」と雄たけびを上げる太田。「最初に言っておきますが、ミタパンはステマはやってません」と、昨年報じられたフジテレビ女子アナのステマ問題をイジる。これを柔らかい笑顔で「やめてください」と制するミタパン。三田アナが「さて、今回は……」と進行しようとするのもお構いなく、太田が「カトパンが嫌いだそうです」と適当なことをでっち上げる。進行役にとってこんなにやりにくい人もいないだろうが、「そんなことないです。大好きです。さて……」と正しい方向に戻す。
ここで大事なのは、太田の機嫌を損なうことなく、サラリと進行することだ。これが三田アナは抜群にうまい。TBSの江藤愛アナと双璧をなす。
『サンデージャポン』を見ていても、TBSの若手女子アナが太田の長いコメントにカットインするシーンがよくあるが、「あまりに話が長くて、とてもじゃないが尺に収まらないと判断したスタッフの指示で、いま私は強引に割って入りました」感が出てしまい、その強引さが笑いを呼ぶこともあるとはいえ、進行役として上手とは言えない。ミタパンはサラリとやってのける。やはり別格なのだ。
さらに、番組内容の説明も噛まずに進める。優勝者が出演できる10の番組を読み上げる際に一瞬だけ噛みそうになったが、ギリギリで体勢を立て直す。その後の進行もほぼ100点。2時間半の生放送と太田の制止役という2つの大役を完璧にこなしていった。