高山一実「乃木坂工事中」で培った“MC力・トーク力・表現力”、表情豊かな食リポが話題
続いては杉並区内の名店を訪れた高山。ゲストの加藤紀子とともにシャ豚ブリアンかつをいただく。低温で揚げているために通常のかつよりも白い。「えっ? これがとんかつ? えっ? えへへへへ」と満面の笑みで驚きと楽しみを伝える。まず加藤紀子が食レポをした後、高山が一口ぱくり。
「ん? ん~~! ……うーまー! 美味しい!」
この間、やはり目を閉じて、美味しさを堪能するという顔芸を披露している。よく考えたら、この手の顔は『乃木坂って、どこ?』や『乃木坂工事中』でも披露していたような気がする。彼女なりに、食べた後のリアクションをどうすればいいのか、約10年の活動でマスターしてきたということだ。
さらには、高山の武器は空気感の演出だ。食べていない時間も笑顔でいるから、ゲストと楽しさを共有できるわけだ。これは活動で培ってきたというよりは、元来持ち合わせているものだろう。
欲を言うならば、白いヒレかつを食べた加藤紀子が「とんかつじゃない。高級な布団です」と柔らかさとあっさり感を表現したのだが、こういった言葉が高山の口から飛び出すようになれば、言うことなし。それは番組を進めていくうちに、身につければいいだろう。
文●堀越日出夫