【BUBKA WEB限定カット公開】私立恵比寿中学・柏木ひなたが明かす“転校”決断の理由とまっすぐな思い
私立恵比寿中学を12月の公演をもって転校(脱退)する決断をした柏木ひなた。当然、簡単に決めたことではないと全員が頭では理解している。ただ、あまりにも大きな存在だからこそ飲み込むのにも時間がかかる。なぜ、転校という選択をしたのか。青天の霹靂は、どこからはじまっていたのか。頭の中にあるいくつもの問いに、一つずつその胸の内を明かしてくれた。はじめて自分と向き合いたどり着いた答えと変わらない彼女のまっすぐな思いを知ってほしい。
人生の半分以上をこのグループでやってきたからこそ中途半端にしたくない
自分と向き合った休養期間
――すでにエビ中からの転校(脱退)を発表した文章をしっかり読んだファンは多いと思うんですけど、あらためて年末の『大学芸会』のライブを最後に、エビ中を離れることを決めた理由を話してもらってもいいでしょうか。
柏木ひなた 転校をきちんと決めたのは、去年お休みをいただいた期間です(昨年9月25 ・26日に開催された9人での初ライブ『ちゅうおん』を最後に休養に入り、11月から徐々に可能な活動を再開。12月27日に行われた『大学芸会2021~Reboot~』でライブ復帰)。そこで自分と向き合う時間が増えたというか、初めてちゃんと自分で自分を見ることができたっていうのかな。今までも向き合う時間なんていくらでもあったと思うけど、向き合うことがちょっと怖かったんですよね。自分の弱さとか、そういうのを自分で見たくないと思っちゃって。今までの私は、我慢してきたことやつらいこと、苦しかったことからも目を背けてきた部分がすごくあった。それがあのお休みにつながって、お休みして初めてこんなに苦しかったんだなとか、つらいことを抱えてたんだなっていうのを自分自身で感じて。そう感じた上で思ったのは、やっぱりエビ中で12年、人生の半分以上をこのグループでやってきたからこそ中途半端にしたくないということでした。だから、去年もできることなら休養はしたくなかったんですけどね。
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