SKE48 Team S「私たちが『オリジナル公演』にこだわる理由」~新公演『愛を君に、愛を僕に』表題曲MV密着ドキュメント
アンナイズムの復活
3月28日、名古屋市内のSKE48劇場でチームSがMV撮影を報道陣に公開し、その模様を生配信した。
新公演「愛を君に、愛を僕に」の表題曲をワンカット撮影し、その映像はMVとして正式に採用される。そんな試みにメンバーの気持ちは昂っていた。
松本慈子「去年の秋に新公演の発表があって、ファンの方から『いつ始まるの?』とずっと聞かれていたので、やっとですね!」
杉山歩南「この曲のレッスンをした時、『こういう公演にしたいね』という話し合いをみんなでしました。今日はその気持ちをそのまま持ってきました」
昼過ぎ、監督からメンバーへの説明が始まる。一本撮りであることが告げられると、改めてメンバーに緊張が走る。ワンカットのため、撮影中はメンバーに休息はない。カメラが向けられているメンバーは踊ればいいが、それ以外のメンバーは次の立ち位置へと猛ダッシュをする。
この曲はINFORMATION前にメンバーが集合するところからスタートする。その2トップは野村実代と青海ひな乃だ。
野村実代「歌割の資料を見て、知りました。新公演のポジションって誰もがドキドキするじゃないですか。10年以上ぶりの新公演の表題曲の真ん中に立つ重大さを考えたら、『怖っ!!』と思っちゃって。そんな時に思い浮かんだのが、青海さんの顔でした。隣にいてくれたら大丈夫かなって」
青海ひな乃「プレッシャーはあるけど、自分もチームを引っ張っていく一員にならないといけないし、甘えてちゃいけないなって思いました。先輩からは『ひな乃が前でよかった』と言ってほしいし、同期からは『ウチの同期すごいな』と思ってもらいたいし、後輩は私の背中を見て、成長してほしいです」
取材・文/犬飼華
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