2022-04-13 18:00

活動10周年のHKT48、次のステップに必要なものと若手メンバーの課題

「HKT48 LIVE TOUR 2022~Under the Spotlight~」より
「HKT48 LIVE TOUR 2022~Under the Spotlight~」より
©Mercury

4月8日、HKT48の全国ツアーが神奈川・よこすか芸術劇場大劇場より開幕した。2日後の東京・LINE CUBE SHIBUYAでは、メンバーを大幅に入れ替えて開催した。

昨年から今年にかけて、HKT48のメンバーに話を聞いてみると、「ツアーをやりたい!」と口をそろえた。コロナ禍もあり、なかなか実現できないでいたツアーがようやく実現する。メンバーの喜ぶ顔を想像しながら、渋谷へと向かった。

ここでHKT48の近況をおさらいしておく。HKT48のツアーは約3年ぶりのことだ。前回は2019年の夏から秋にかけて、九州7県を周った。ツアータイトルは、「あの支配人からの、卒業。」。指原莉乃が同グループを旅立った直後に開催されたものだった。圧倒的な人気と知名度、影響力を誇った指原がいない状態に在籍メンバーは奮起。1期生の松岡菜摘を中心に話し合いを重ね、グループは団結の方向へと進んだ。

翌年、コロナ禍が世界を襲った。HKT48はこの危機をオンライン演劇などでつないだが、このパンデミックはシングル『3-2』を披露する機会を奪った。初センターに立った運上弘菜は悔しさをにじませた。

2021年、またも転機を迎えた。宮脇咲良が韓国から戻ってきたが、HKT48からの卒業を発表した。人気メンバーだけに、グループにとっては大きな痛手だった。宮脇と同じく、渡韓して活動していた矢吹奈子はHKT48に復帰することになり、中心的な役割を果たすことになる。田中美久は初の写真集を発売するなど、グラビアで人気を博し、かつての“なこみく”とは違った形で2人が台頭してきた。こうしてHKT48は活動10周年を迎えた。

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  2. プロ野球界において、「落合博満」こそ、最高のエンタメだ。〈ノーカット版〉
  3. 【追悼】酸欠少女さユりが私たちに残したもの
  4. 【BUBKA2月号】R-指定「Rの異常な愛情」―或る男の日本語ラップについての妄想―DABOの革命前夜(前編) 時代に選ばれた男“ Mr.FUDATZKEE”
  5. R-指定(Creepy Nuts)が語るスチャダラパーの時代
  6. AKB48本田仁美がもたらす影響…圧倒的練習量から得たもの
  7. “天真爛漫なプリンセス”掛橋沙耶香さん、6年間本当にお疲れさまでした
  8. 【昇天】ドラゴンズ万歳! 金丸獲得だけじゃない「満点超え」ドラフトの理由とは? 青味噌のみそみそダイアリー #4
  9. プロインタビュアー吉田豪が遭遇したすごい人・トンデモ展開【BUBKAアワード】
  10. 本田翼、他の追随を許さないMC力・コミュニケーション能力
  1. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  2. 「なんてかわいいの!」櫻坂46中嶋優月と谷口愛季、キュートなダウン姿を披露!山﨑天はなかやまきんに君と夢の共演
  3. 卒業控える日向坂46東村芽依、“門出”にふさわしい晴れやかな表情の表紙カット解禁
  4. 乃木坂46「36thSGアンダーライブ」完遂!全国5都市を巡るZeppツアーに、座長の奥田いろは「何も後悔はありません」
  5. 「なにわ男子」大西流星、シャンプーのCM初出演!かわいらしい寝顔も披露
  6. 乃木坂46 岩本蓮加写真集『いたずらな風』に熱狂する菅原咲月だが、誘われたご飯は華麗にスルー!?
  7. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  8. 川口春奈『JJ』表紙風広告に登場…サントリー×光文社の異色のコラボが実現
  9. 櫻坂46全国ツアー最終東京ドーム公演、2日間で11万人動員!海外からもBuddiesが駆けつける
  10. 「死ぬ気で守る」2作連続で“センターに最も近い”乃木坂46 池田瑛紗の叫び続けた「魂の言葉」