2022-04-04 06:15

プロ野球・俺たちが忘れられない助っ人外国人たち…伊賀大介×中溝康隆が語る

伊賀大介 実際に王さんとの接点がなかったのかも考えますよね。当時は巨人と日本ハムが同じ後楽園球場戦をホームにしてたので、デーゲームの入れ替えの時に王さんと接触したんじゃないかとか(笑)。

中溝康隆 ただ、当時のロッテの助っ人って、そもそもの報道が少なくて掘っても掘っても新たな情報が出てこないこともあるんですよ。リーで1番多く出てきたのは趣味はラジコン(ヘリ)。それでも80年代の助っ人はまだ情報量が多い方で、それが90年代の後半になると、どんどん情報が薄まってきて……。

伊賀大介 多分、助っ人に対する意識も変わってきたと思うんですよ。憧れや幻想を抱いた時代から、フィルダー(阪神/1989)のように日本でプレーした後、メジャーに戻ってもバリバリじゃんって時代を経て、野茂がメジャーで成功して……。

中溝康隆 メジャーが身近になったというか、認識が変わってきた。

伊賀大介 それこそバーフィールド(巨人/1993)なんて日米野球にヤンキースで来てるんですよねー。

中溝康隆 バーフィールドはファミスタ(※バンダイナムコエンターテインメントが販売している野球ゲームシリーズ)87のメジャーリーガーズでホームランを52本打ってるんですよ。

伊賀大介 『ばふい』!!!。

中溝康隆 そう『ばふい』。それで大人になってから改めて調べてみると巨人でプレーしてた時はどうやら手術した手首がまだ完調じゃなかったみたいなんです。西武の秋山が週べでバーフィールドについて聞かれて「彼はまだ手首が治ってないんじゃないですか」ってコメントしていて……。言われてみると若干、リハビリ感がありましたよね。まだ日本球界が若干ナメられてたんじゃないかという……。

伊賀大介 WWEをクビになったやつが最後に日本に顔見せに来る感じ。ビッグボスマン(※WWEで活躍後、日本ではビッグ・ブーバーなどのリングネームで全日本プロレスなどで活躍)とかね。

中溝康隆 まさに(笑)。でもバーフィールド、モスビー(巨人/1992-93)、グラッデン(巨人/1994)。長嶋巨人の初期の頃の助っ人ってプレーしたのは1、2年でも、まだ地上波テレビで毎晩放送してたからか、やたらと知名度が高いんですよ。

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  2. 【追悼】酸欠少女さユりが私たちに残したもの
  3. 【BUBKA2月号】R-指定「Rの異常な愛情」―或る男の日本語ラップについての妄想―DABOの革命前夜(前編) 時代に選ばれた男“ Mr.FUDATZKEE”
  4. プロ野球界において、「落合博満」こそ、最高のエンタメだ。〈ノーカット版〉
  5. AKB48本田仁美がもたらす影響…圧倒的練習量から得たもの
  6. R-指定(Creepy Nuts)が語るスチャダラパーの時代
  7. 【昇天】ドラゴンズ万歳! 金丸獲得だけじゃない「満点超え」ドラフトの理由とは? 青味噌のみそみそダイアリー #4
  8. 乃木坂46柴田柚菜「どんな痛みか想像つかないのでやってみようって(笑)。自分で言うのもなんですけど、度胸はあると思います」
  9. 乃木坂46秋元真夏「不安よりも『いまはまだ卒業できない』という状況になったことのほうが私にはうれしくて アイドルでなくなることが一番困ることなんです」
  10. SKE48須田亜香里×山本昌「笑顔にスランプはない!」<BUBKAアーカイブ特別編>
  1. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  2. 「なんてかわいいの!」櫻坂46中嶋優月と谷口愛季、キュートなダウン姿を披露!山﨑天はなかやまきんに君と夢の共演
  3. 卒業控える日向坂46東村芽依、“門出”にふさわしい晴れやかな表情の表紙カット解禁
  4. 乃木坂46「36thSGアンダーライブ」完遂!全国5都市を巡るZeppツアーに、座長の奥田いろは「何も後悔はありません」
  5. 「なにわ男子」大西流星、シャンプーのCM初出演!かわいらしい寝顔も披露
  6. 乃木坂46 岩本蓮加写真集『いたずらな風』に熱狂する菅原咲月だが、誘われたご飯は華麗にスルー!?
  7. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  8. 川口春奈『JJ』表紙風広告に登場…サントリー×光文社の異色のコラボが実現
  9. 櫻坂46全国ツアー最終東京ドーム公演、2日間で11万人動員!海外からもBuddiesが駆けつける
  10. 「死ぬ気で守る」2作連続で“センターに最も近い”乃木坂46 池田瑛紗の叫び続けた「魂の言葉」