乃木坂46山下美月「私がずっと追い続けているアイドル像は大島優子さんとチームKの姿」
――あと、もう一つ聞きたいことがあって。神宮球場でのライブの時に齋藤飛鳥さんが山下さんのパフォーマンスをイジったじゃないですか。
山下美月 はい(笑)。
――もちろん愛のあるイジりなのはわかっていると思うんですけど、それでもそのあとのパフォーマンスは少し萎縮してしまうかなって思って見ていたんですが、全然パフォーマンスが変わっていなくて。その時にこの人は本当にすごいなって思ったんです。
山下美月 だって悪いと思っていないですもん(笑)。飛鳥さんが見てくださっていたことが嬉しいし、そうやって話していただけたことが嬉しいから、気にしなかったです。たしかに期別で見せどころがあるライブだと思うんですけど、ラストに登場する1期生がやっぱりメインじゃないですか。じゃあ、その中で私のファンの方にインパクトを残すためには、それくらいしかないかなって思ってパフォーマンスしているので。場を乱しているとも思いませんし。あと、大島優子さんって人よりも半歩分大きく足を踏み出すんですよ。身長も前田敦子さん、篠田麻里子さん、小嶋陽菜さんに比べたら小さいけど、ステージ上で遠くから見てて一番大きく踊りが見えるために。
――なるほど。そこにも大島優子さんへの憧れが隠されていたんですね。
山下美月 それもファンの方に対する敬意であり、サービス精神だと思うから。
――山下さんは本当にファンのことを大切に思っていますよね。
山下美月 アイドルはファンの方がいないと何も出来ない職業だと思うんです。私たちは本当にギブアンドテイクでやってるから。愛を頂いてそれに頑張りで答えるっていうのが、アイドルの一番素敵なとこだと思います。
――そして、今日のインタビューであらためて思ったのは、パフォーマンスへの意識の高さです。山下さんがレッスンが終わった後も、1人で自主的に居残り練習をしているという話をスタッフさんから聞きました。なぜそんなに頑張れるんですか?
山下美月 私の今の人生の中ではアイドルっていうのが100%で、私にはもうそれしかないから。ダンス、歌、パフォーマンス、バラエティ…っていうのが今の私のすべてなので。ダンスレッスンの時にダンス頑張んなきゃ私は仕事してる気にもならないし、ファンの方を絶対に満足させるっていうのが私のプライドでもあるからです。
山下美月=やました・みづき|1999年7月26日生まれ、東京都出身。3期生随一のパンチラインメーカーである、言葉のウェイト美少女。本撮影の際、立ち寄ったコンビニで遭遇したトイプードルのぬいぐるみに一目惚れし、そのまま連れ帰る。名前は「竜田揚げ」になった模様。愛称は「みつき」。
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