乃木坂46久保史緒里「最近気づいたんです やましーの存在が特別であることに」
――『お見立て会』の時期に、久保さんがまわりとコミュニケーションを取ってなかったせいで、3期生のメンバーは心配していたんですね。
山下美月 どうしたら輪に入れてあげられるんだろう?って思っていたし、向井葉月とかほかのメンバーもみんな心配していたので、どうにかして距離を縮めていこう、ってずっと話していたんです。
久保史緒里 えぇ~! 初めて知った!……申し訳ない。
山下美月 でも、いつからだろうね、打ち解けたのは?
久保史緒里 メンバーと上手くしゃべれるようになったのは『(3人の)プリンシパル』かなぁ。やっぱり、稽古でつらいことがたくさんあったんです。それで、落ち込んでいる子がいた時とか、私が落ち込んだ時に励ましてくれる仲間がいる、っていうことに気づいて。それから上手く話せるようになっていったんだと思います。
――そもそも久保さんは、人見知りな性格なんですよね?
久保史緒里 人と仲良くなるのにすごく時間がかかります。地元の友達でも「本当に仲良くなった」と思うまでに、短くて4年かかっていて。中学卒業の時に「今まで仲良くしてくれてありがとう!」って心から思えた友達が一人だけいたんですけど、その子とは小6で出会っているので。
――仲良くなるまで最低でも4年間かかる、と(笑)。
久保史緒里 やっぱり、今もまだ上手くコミュニケーション取れないところがあります。でも、本当に不思議なんですけど、なぜかやましーとは全然そんなことなくて。最近気づいたんです。やましーの存在が特別であることに。
山下美月 お? 意味深(笑)。
久保史緒里 ふふふ。なんていうか……たぶん、やましーとは前世で会っているんですよ。
山下美月 前前前世から僕は~♪
――運命的なものを感じたんですか?
山下美月 え、やばくない?(笑)。
久保史緒里 やましーは私のことを前から知っているんです。
山下美月 え? 大丈夫?(笑)
久保史緒里 『プリンシパル』の時期、やましーが泣いている時に、一番に慰めにいく存在は私じゃなかったんですよ。(伊藤)理々杏とか仲いいメンバーだったんです。その時はまだ、やましーと前世で会っているとは思っていなくて。乃木坂46で初めて出会った、っていう感覚だったんですよ。
――それが普通の感覚だと思います(笑)。
久保史緒里 でも、3期生の単独ライブの時に、ふと思ったんです。やましーは、私が考えていることを知ってる!って。
山下美月 え!?
久保史緒里 やましーとはシンメで踊ることが多いんですけど、振り付けって、微妙に個人のクセが出てしまうことがあるじゃないですか。でも、そのクセがシンメになった時に一緒になる、というか。
山下美月 あぁ~、たしかに。
久保史緒里 ふたりとも元のダンスにそれぞれのクセが出ているのに、それがバラバラじゃなくてピッタリ揃って見えることが、レッスンの動画を観ていてわかったんです。「あれ!? 鏡を見てるみたい!」と思って、自分でもビックリしました。