乃木坂46新内眞衣「常にやりたいことを自分で選択してきたから 今日死んでもあまり悔いはない ただ結婚したいとは思いますけどね(笑)」
――以前、ラジオのレギュラー番組を担当してたミュージシャンにインタビューしたんです。そしたら「こういう人間に見られたいって欲が強すぎて、逆にしんどかった」と話してて。人前に出る以上は“見られたい自分”はいると思うんですけど、新内さんからそれを感じないんです。
新内 見られたい自分か……そりゃあ私だって、キレイで素敵なお姉さんに見られたいと最初は思ってたんですけど、隠しきれない素の自分がいたんでしょうね。最初の頃は喋らなかったし、身長はデカイし、みんなより年上だし、それこそファンの人からすれば怖いですよね。だけど段々と、素の自分を受け入れてくれる人がいるんだとわかってから楽になりました。
――基本的に落ち着いてますよね。
新内 メンバーからも「怒ったらどうなるの?」と聞かれるんですけど、私は多分黙ってると思います。怒鳴ったりできないんですよ。
――泣いたりします?
新内 泣きますよ。メンバーの卒業とか悲しいですし、映画を観ても泣きますし。そうですね……落ち着いて見えます?
――なんか年齢だけじゃない落ち着きを感じますよ。
新内 人より濃い人生を経験してるので、それがあるかもしれないですね。順風満帆な人だったら、こうなってないと思います。
――今の新内さんは、いつ作られたものなんですか。
新内 幼稚園、小学校、中学校、高校の全てに何かしらの壁があって。1個1個を乗り越えて行ったからこそ、今の自分がいると思います。乃木坂46に入ってからも壁はいっぱいあったし。