乃木坂46齋藤飛鳥&星野みなみ「断られると思うけど飛鳥と二人旅に行きたい!」
――そんななか、おふたりは「あしゅみな」としてコンビで見られるようになっていきます。
星野 こっちからしたらずっと一緒にいるわけだから、ただ単にふたりの関係に名前がついたぐらいに思っていて。でもとにかく飛鳥はすごいから、私と一緒にされるのはちょっと申し訳ないと思ってた(笑)。飛鳥のことは『裸足でSummer』(2016年7月)で初めてセンターに選ばれたあたりからすごいなって思って見ていて。中学生のころから知っているからこそ、いまの飛鳥はすべてがすごいと思ってる。ひとりでセンターに立ってがんばってるのは本当にす
ごい。
齋藤 逆に私からすると、もうみなみは『ぐるぐるカーテン』(2012年2月)の時点でフロントにいてグループを引っ張る側の人だったわけで。こっちは後ろの列からすごいなって思って見ていたから、そんなみなみと一緒に仕事をさせてもらえることにちょっと違和感があって。別にみなみがどうとかということじゃなくて、なんでみなみとセットにするんだろう?って。
星野 私も思ってた、逆に! なんでこんなにも飛鳥と一緒にするんだろう?って。
――飛鳥さんは星野さんに対するリスペクトの気持ちが強いですよね。
星野 そこが謎なんだよなぁ。リスペクトするところなんてなんにもないのに(笑)。
齋藤 みなみはポテンシャルが高いという言葉がすごく当てはまると思う。オールマイティーでなんでもいけるし、力を抜くことも力を入れることもどっちも自分で操れる人。それが私にはすごくうらやましいというか、かっこいいなって。それは昔から思ってたよ。たぶん、1期はみんな同じことを思ってるんじゃないかな。みなみが振り入れでつまずいているところはほとんど見たことがないからね。たとえやらなくても本番でできちゃうってことをみんなもうわかってる。
星野 まあ、楽したがりだからね(笑)。
――相手の持っている要素をなにか自分のものにできるとしたらどの部分がほしいですか?
星野 うーん、顔。飛鳥のビジュアルがほしい(笑)。こんなこと言ったら失礼かもしれないけど、そこになるかな。うん、飛鳥のぜんぶがほしい。
齋藤 私もぜんぶほしいかも。なるんだったら本当にぜんぶごっそりほしい。ただ、みなみはみなみだから私がみなみの要素を受け取ったところで上手に使いこなせないと思う(笑)。
星野 わかる、それ(笑)。
齋藤 うかつに真似するとたいへんなことになるから、後輩は絶対にみなみの真似はしない方がいいと思うな。うん、絶対に見習っちゃいけないと思う(笑)。みなみじゃないと成立しないことがいっぱいあるから。
星野 あははは!