乃木坂46久保史緒里×遠藤さくら、私のために 仲間のために
桃子の笑い声
――今、遠藤さんがお話した『乃木坂46 3・4期生ライブ』ですけど、改めてどうでしたか。
久保 リハーサルをしている時から「この機会は当たり前じゃないんだ」という気合いがみんなすごかったです。3期生はギアが1つ上がった状態だったなって。まず、そういう気持ちの変化を感じましたね。さくちゃんはどう?
遠藤 私は、プレッシャーもありましたけど、リハーサルから本番まで本当に楽しくて。3期生の先輩方との距離も縮まったし、あのライブが出来て良かったです。
――ライブでは、久保さん、遠藤さん、中村麗乃さん、賀喜さんで『私のために 誰かのために』を歌ってましたよね。
久保 たまたま4人が同い年なのもあって、最初は落ち着く空気だなと思っていたんですよ。でも、実際は空気だけじゃなくて、歌声のバランスもすごく良いメンバーで。歌詞の「プリーズ」という箇所は、同じ音をユニゾンで重ねるんですけど、かなりの高音で難しいんです。しかも「キーが合っていても声質によっては難しい部分があるよ」と先生から言われて。でも、いざ歌ってみたら4人それぞれの声が立っていた。あと、私は歌いながらみんなの顔を見ていたんですけど、4期ちゃんの緊張しつつも(遠藤・賀喜)2人で支えあっている姿に「あぁ、良いなぁ」とほのぼのした気持ちになりました。麗乃の声も唯一無二で改めて素敵だなって。
遠藤 こんなに歌でガッツリ参加することが初めてだったので、私は練習の時からプレッシャーばかりを感じてて。しかも、このメンバーだし(笑)。私なんかが入っていいのか、みたいな。3人で良いじゃんって、ずっと考えていたんです。でも、ステージ裏で久保さんがバーって来てくれて、「緊張してんの!? 大丈夫だよ!」と背中をさすってくれたのがすごく嬉しくて。いざステージに出たら、4人の声が重なった瞬間が気持ちよくて楽しく歌えました。
久保 そっかそっか、良かったぁ。