SKE48須田亜香里×山本昌「笑顔にスランプはない!」<BUBKAアーカイブ特別編>
――今のところ、彼女はそれができてるんですよ。
山本 だから人気も出てきたし、みなさんの支持があるんだろうね。「あの子の笑顔を見れば俺も元気になれる」っていう人がすごく多いんだと思う。
須田 うれしいです。
山本 40歳になっても笑顔がいいタレントなんて、すごくいいと思いますよ。あと19年頑張ってもらいたい(笑)。
須田 フフフ、そうですね。
山本 僕は神奈川から名古屋に来たわけですけど、縁もゆかりもない土地なんです。でも、名古屋の人ってすごく温かい。ドラゴンズにも長く扱っていただいている。芸能人でも東京に出て、また名古屋に帰ってきて、こっちがメインになることがある。それはすごく優しい土地だから。彼女には東京で活躍してほしいけど、ベースに名古屋があるのは心強いんじゃないかな。僕は名古屋に助けられてる。ドラゴンズじゃなかったら、こんなにできてないですよ。ファンも球団も温かいし。それはすごく感じますね。
――受け入れてくれたら一生愛してくれる気風はあるみたいですね。
山本 それをすごくありがたく思ってるんですよ。名古屋でよかったなって。
――東京のジャイアンツには絶対負けたくないみたいな気持ちってあります?
山本 そう教育されてきましたので。
――星野監督に(笑)。
山本 星野監督によう教育されたから。でも、あの人は阪神に負けると怒ってたね。「もったいない!」って(笑)。
須田 ハハハハ! おもしろーい。
山本 よう叱られたよ。殴られながらだったけど、それも慣れたね。殴られると3発ぐらいは痛いけど、途中からはポッポッて温かくなるだけなの。
須田 血行がよくなるんですね(笑)。冬はいいですね。
山本 冬はいいですよ(笑)。でもね、それでも感謝してるんですよね。いくら厳しくされても使ってくれた方だから。それが一番のご褒美なんですよ。スコアボードに名前が出る。先発で使ってもらえる。いくら叱られても次の登板もさせてくれたの。彼女もそういう人生の師匠を大切にしてほしいね。
須田 入った当初の先輩は鬼のようでしたね(笑)。SKE48は上下関係がハッキリしていて。年齢に関係なく、入った順なので。
山本 野球は年齢だからね。だから岡田(俊哉投手)は3年目だけど、今年入った大卒の子は5年目と同じ年齢だから、ルーキーでも岡田は敬語でしゃべる。SKE48は年下の子に敬語なの?
須田 センターの松井珠理奈さんは高校2年生なんですけど、私は完全に敬語です。そう言われているわけではなく、使わないと「敬語じゃなくていいの?」みたいな空気が流れるので。
山本 そうなんだ。18歳で入るって遅いほうでしょ?
須田 そうですね。
山本 それでも追いついて、もう前列にいるわけだから。彼女はポンポーンとはいかないけど、徐々に階段を上がっていくと思いますよ。
――コツコツ型ですよね。
須田 そうなんです。
山本 そのほうが、地盤がしっかりしていいと思う。イケるよ、きっと。
須田 ありがとうございます(ニッコリ)。
山本 それにしても笑顔がホントにいいな(笑)。