SKE48須田亜香里×山本昌「笑顔にスランプはない!」<BUBKAアーカイブ特別編>
――彼女も昌選手のように生涯アイドル宣言をしているんです。続けられる限りやりたいと言っていまして。
須田 できる限り長くやりたいです。支えてくれる人がいる限りは。
山本 できると思いますよ。これからいろんな魅力が増えるでしょうから、10年は楽にできるんじゃないですか? ただ、僕もこの歳までやれるとは…僕は5年やってダメなら、勉強して大学に行って、学校の先生になろうと思っていました。それが5年目に転機が来たわけです。長くやる秘訣なんてありませんけど、まずは自分が正しいと思うことを積み重ねることです。常にファンの方を大事にして頑張る。それだけです。
須田 考えが合う…(笑)。
山本 僕なんて高校からそのままドラゴンズの野球部に入ったようなもんで、いまだに社会に出てないような感じなの。だから彼女と同じぐらいの思考なんですよ。今のドラゴンズの選手もそうだけど、彼女ぐらいの年齢の子って、僕らと比べたらずいぶんしっかりしてますね。伝統的にちゃんと練習して、しっかり人間教育もしている球団ですから。世の中全般がそうなってるのかな。みんなは「最近の若いもんは!」っていうけど、僕は逆なんです。
――それを認められるのがすごいです。
山本 AKB48やSKE48の方って話す内容もしっかりしてるじゃないですか。総選挙の時、よくしゃべれるなと思って。
須田 みんなすごいですよ。
山本 超緊張するでしょ、あんなの。
須田 緊張するし、頭の中が真っ白になっちゃいます。
山本 あれはすごい経験だから。普通の人はあんなことできないんだから。
――今年なんて7万人の前ですからね。
山本 7万人の前で、即興でしゃべれって20歳ぐらいの子に言ったってできないですよ。そういう経験をして、どんどん人間が大きくなっていくし、どんどん素晴らしい女の子になっていくんじゃないかな。あんなところでしゃべれないよ。僕らでも「いやぁ…いやぁ…すみません」ぐらいで終わっちゃう。
須田 ヒーローインタビューもありますよね。
山本 あれはアナウンサーが聞いてくれるから。ひとりでしゃべるのが大変なの。特にAKB48の上のほうの人なんてバンバンしゃべるし、立派だなと思う。大島(優子)さんとか篠田(麻里子)さんとかはもうお姉さまでしょ?
須田 少しお姉さんですね。
山本 あれぐらいの年齢になったら、もっとしっかりすると思いますよ。