堀未央奈、初の本格コメディーで“白目”演技を披露「私としては満足のいく仕上がりに」
――今野さんは、このドラマに参加されていかがでしたか?
今野:松也さんがそんなに前から取り組んでいたことは知らなかったので、感慨深さはないんですけども(笑)。侍のような役はメイクに時間が掛かるんですよ。羽二重とかね。そういうところで一つギアを入れないと、この仕事は受けられないなと思ったんです。面倒くさがり屋なので、すごく。でも、見てもらったら分かるんですけど、僕、(顔も頭も)丸出しなんですね。メイクも着替えもひっくるめて、15分ぐらいだったので、言い方悪いですけど、楽をさせてもらったなと思います(笑)。
――堀さんは、本格コメディーは初ということですが、いかがでしたか?
堀:“本格コメディー”というと、(松也が)笑うんですよ。
松也:スタッフの皆さんも仲の良い人ばかりで、僕なんかずっとふざけっぱなしだったので、コメディーとかそういう感覚なく、ただただ楽しくやっていただけだったんですけど、堀さんがクランクアップの時に「人生で初めて、こんな本格的なコメディーに出演しました」と言った時に全員で爆笑してしまったんですよ。これ、本格的なコメディーだったんだなって!
堀:私にはそう見えていました。
松也:そうでしたか! それ以降の残り数日は、本格的なコメディーという誇りを持って、最後まで努めました(笑)。
堀:私自身も変顔をするシーンがあり本格コメディーという意識があったので、今後この作品がコメディー作品に出演する時のベースになっていくと思います。この作品を基準に取り組んでいきたいと思います。
今野:怒られ倒すと思いますよ(笑)。