乃木坂46岩本蓮加×阪口珠美、若手座長の2人がアンダラを振り返る!口だけじゃないと証明した夜
たまの恩返し
――アンダーライブというと、中田花奈さん、和田まあやさん、伊藤かりんさんが支えているという印象がありました。ところが、卒業メンバーもいますよね。最新のライブではどういうふうにリハや本番の裏を回していたんですか?
阪口 今回は(北野)日奈子さんが中心になってくださいました。あと、まあやさんは緊張を笑いに変えてくれて、明るいムードを作ってくれました。全体のサポートをしてくださったのは、樋口(日奈)さんでした。
岩本 私の頃は、やっぱり花奈さんですね。「ここの振り付けはこうだったよね」と揃えてくださったり。あとは、きいちゃん(北野)もまとめてくれました。でも、みなさんしっかりしてらっしゃるので、「誰が」って名前を挙げるのは難しいですね。率先して意見を言ってくださるのは、花奈さんときいちゃんでした。
――その当時の岩本さんのブログには、「ダンスもMCも相談するのはすべてあんちゃん(渡辺みり愛)でした」と書いてありましたね。
岩本 私が中学生の頃からすごく仲がいいですし、私のこともよくわかってくれているので相談していました。あんちゃんもアンダーでセンターの経験をしているから、「私の時はこうだったよ」という話を聞いて、その体験談を踏まえて乗り切ることができました。
――どんな体験を教えてくれましたか?
岩本 あんちゃんがMCで泣いてしまったらしく。それをスタッフさんに「よくないよ」って指摘されたんですって。それは「もっと堂々としなさい」という意味だと思うんですね。だったら、私は泣かずにこのライブを乗り越えようと思って。最後まで泣かずにやれたので、あんちゃんに褒められました(笑)。「泣かなかったからビックリしたよ!」って。なぜかというと、幕張でアンダーライブが開催されることは、その年の夏の全国ツアーで発表されたんですね。そのステージ上で、私は「頑張ります」と意気込みを話す時にボロボロ泣いてしまったんです。そういう姿を見せるのはもうやめにしよう、と。発表で泣いたから、本番では泣かなくていいやって(笑)。