2022-01-08 17:00
乃木坂46佐藤璃果「田舎から出て、違った世界を見てみたいなっていう気持ちはずっとありました」
人生を賭けて
――アイドルへの憧れはずっとあったんですか?
佐藤 はい。オーディションを受けたのは純粋に坂道シリーズが好きだったからっていうのもありますけど、自分のことが好きじゃなかったので変われたらいいな、という思いもありました。
――自分のどんなところが好きじゃなかったんですか?
佐藤 ネガティブだったり、優柔不断だったり、考え込んでしまったり、自分に自信がなかったりするところが嫌いでした。
――ご家族に「アイドルに興味あるんだ」と言っていたんですか?
佐藤 そこまでは言ってませんでした。中学生の頃から親には「将来は公務員になりたい。安定した職業に就きたい」と言っていたので。でも、オーディションの2次審査に進んで仙台へ受けに行くことになったら、親に言わなきゃいけないじゃないですか。だから親には「そんなに本気じゃないよ」「かわいい子を見に行ってくるから」って言ってました。夢は公務員だけど、アイドルとか芸能界は「夢の夢」のように思っていたので。
――リアリティに欠ける夢というか。
佐藤 現実主義だったんです。安定は大事かな、と(笑)。