【BUBKA1月号】天龍源一郎がレジェンドレスラーについて語る!ミスタープロレス交龍録 第37回「風間ルミ」
11月30日に発売された「BUBKA1月号」より注目の記事をピックアップして、その一部を紹介する。
天龍源一郎は、その40 年間の“腹いっぱいのプロレス人生”で様々な名レスラーと出会い、闘い、交流した。ジャイアント馬場とアントニオ猪木の2 人にピンフォールでの勝利を収めた唯一の日本人レスラーであり、ミスタープロレスとまで称された天龍。そんな天龍だからこそ語れるレジェンドレスラーたちとの濃厚エピソードを大公開しよう!
体は小さくても違う格闘技から来たから「そうはいかない!」の負けん気があった
今回は9月に亡くなった風間ルミさんについて語らせてもらおうと思う。
彼女と最初に会ったのは、仕事じゃなくてプライベートだったね。三遊亭円楽師匠や仲間と飲んでいる時に「今度、可愛らしい女子プロレスラーを呼ぼうよ」って話になって、仲間の誰かが連れてきたのが風間だったんだよ。飲み仲間が後楽園ホールでいろんなプロレスを観ていたから、それで知り合ったみたいなんだよね。「ちっちゃいな、これでレスラーなの?」って思ったのが最初だったよ(笑)。
彼女は社交的で、お酒が好きだったよね。お酒というより、ああいう賑やかな席が好きだったんだろうと思う。人当たりがよくて、その場を和ませる人だったよ。その場の雰囲気を壊すとかっていうのは全然なかったよ。プロレスラーという感じじゃなくて、何て言うのかな、シャキシャキしていて、ビジネス・ウーマンのような感じだった。
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