【BUBKA1月号】天龍源一郎がレジェンドレスラーについて語る!ミスタープロレス交龍録 第37回「風間ルミ」
で、試合が終わってプロモーターたちが一席設けてくれた時にLLPWの選手たちは「いや、ウチは女子だからいいです」って絶対に言わずに、気持ちよく顔を出して宴席を賑わせてくれたから凄く助かった。プロモーターたちも随分と喜んでくれたしね。風間もそうだけど、LLPWの選手たちは社交的だったね。
「男女混合のミックストマッチをやる時でも「いや、ウチはそういうのは……」って否定することなく、いつも前向きに話に乗ってくれてヘルプしてもらったっていう印象だよ。最初はWARのタッグ・トーナメントに神取が出てくれて(95年12月8日、大田区体育館=神取&サムソン冬木で天龍&ウルティモ・ドラゴンと対戦)、次は昼がウチ、夜がLLPWの昼夜の後楽園ホールで男女混合タッグ・トーナメントをやって(97年9月27日)、そこでは俺と風間が組んでいるんだよね。
そういう意味では、ビジネス・パートナーとして、よくやってくれた。引退した後も、WARファイナル興行(06年7月27日、後楽園ホール)に一夜限りということで試合に出てくれたし、ホントによくサポートしてくれたよ。
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天龍源一郎|1950年生まれ、福井県出身。1963年に大相撲入り。1976年のプロレス転向後は「天龍同盟」での軍団抗争や団体対抗戦で日本・海外のトップレスラーと激闘を繰り広げ、マット界に革命を起こし続ける。2015年の引退後もテレビなど各メディアで活躍中。
風間ルミ|1965年、東京都出身。高校生の時にキックボクシングを始め、シュートボクシングの活動などを経て1986年にジャパン女子プロレスに入団。同年デビューし、その容姿も併せてアイドル的人気を誇る。1992年にジャパン女子プロレスを脱退し、LLPWを設立。女子プロ界では世界初の代表取締役社長兼現役レスラーとなった。北斗晶との壮絶な髪切りマッチやWARとの興行などで、女子プロレス界を盛り上げる一翼を担った。2003年に神取忍に社長を譲り現役を引退。2006年には参議院議員に繰り上げ当選した神取忍の公設秘書を務めた。2021年9月永眠。
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