2021-12-05 11:00

【BUBKA1月号】短期集中連載「DIVE INTO EBICHU MUSIC」#4 石崎ひゅーい

持って生まれた宿命

――『ジャンプ』をライブで見たことは?

石崎 安本さんがお休みしている時期のライブを幕張に観に行かせてもらったんですけど(’19年12月20日、21日に幕張イベントホールで開催)、そのときに初めて生で観ました。すごいグループだなと思いましたね。安本さんが「今だ」って叫ぶパートを中山(莉子)さんが担当していたんですけど、なんというか、もちろん本来は安本さんのパートなんですけど、中山さんの「今だ」を聴いたときは、エビ中は全員でエビ中なんだなって感じた瞬間でしたね。その場にはいない安本さんの精神みたいなものを、他のメンバーがちゃんと背負って歌っている感じというか。そういうのを感じて、本当に良いグループだなって思いました。

――「今だ」の部分は、『ジャンプ』でも非常に印象的で象徴的なパートになっています。あの表現の仕方は、どのように生まれてきたのでしょうか?

石崎 あれは、元々なかったんですよ。叫びだし、「うわー」みたいなことだから、普通はアイドルがやらないことですけど(笑)。でも、あの叫びを成立させられたのは、彼女たちがいろんなストーリーを背負ってるからだと思うんですよね。だから、「今だ」という叫びに説得力がある。

――当初は、「今だ」の叫びは『ジャンプ』にはなかったんですね。

石崎 曲作りの本当に最後の最後、僕がデモを作ってスタジオで歌入れをしているときに、なんか自分の中で「今だ」っていう叫びが聴こえたんです。それで、本当に曲を提出するギリギリ、最後の最後に入れてみたんですよね。もし、エビ中サイドで「今だ」は無しが良ければ無しでもいいしと思ってたんですけど、なんかうまいことハマって上手にエビ中が昇華してくれて、良い方向にいって良かったです。

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  2. 【追悼】酸欠少女さユりが私たちに残したもの
  3. 【BUBKA2月号】R-指定「Rの異常な愛情」―或る男の日本語ラップについての妄想―DABOの革命前夜(前編) 時代に選ばれた男“ Mr.FUDATZKEE”
  4. プロ野球界において、「落合博満」こそ、最高のエンタメだ。〈ノーカット版〉
  5. AKB48本田仁美がもたらす影響…圧倒的練習量から得たもの
  6. R-指定(Creepy Nuts)が語るスチャダラパーの時代
  7. 【昇天】ドラゴンズ万歳! 金丸獲得だけじゃない「満点超え」ドラフトの理由とは? 青味噌のみそみそダイアリー #4
  8. 乃木坂46柴田柚菜「どんな痛みか想像つかないのでやってみようって(笑)。自分で言うのもなんですけど、度胸はあると思います」
  9. 乃木坂46秋元真夏「不安よりも『いまはまだ卒業できない』という状況になったことのほうが私にはうれしくて アイドルでなくなることが一番困ることなんです」
  10. SKE48須田亜香里×山本昌「笑顔にスランプはない!」<BUBKAアーカイブ特別編>
  1. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  2. 「なんてかわいいの!」櫻坂46中嶋優月と谷口愛季、キュートなダウン姿を披露!山﨑天はなかやまきんに君と夢の共演
  3. 卒業控える日向坂46東村芽依、“門出”にふさわしい晴れやかな表情の表紙カット解禁
  4. 乃木坂46「36thSGアンダーライブ」完遂!全国5都市を巡るZeppツアーに、座長の奥田いろは「何も後悔はありません」
  5. 「なにわ男子」大西流星、シャンプーのCM初出演!かわいらしい寝顔も披露
  6. 乃木坂46 岩本蓮加写真集『いたずらな風』に熱狂する菅原咲月だが、誘われたご飯は華麗にスルー!?
  7. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  8. 川口春奈『JJ』表紙風広告に登場…サントリー×光文社の異色のコラボが実現
  9. 櫻坂46全国ツアー最終東京ドーム公演、2日間で11万人動員!海外からもBuddiesが駆けつける
  10. 「死ぬ気で守る」2作連続で“センターに最も近い”乃木坂46 池田瑛紗の叫び続けた「魂の言葉」