SKE48山内鈴蘭&大場美奈、名古屋で交わる二つの運命【BUBKA1月号】
――鈴蘭さんは発表してから2カ月以内の卒業となりましたね。
山内 本当は8月のツアー(Zepp Nagoya)で発表する予定だったのが、コロナ禍でライブ自体が中止になってしまって。だから、10月7日の振り替え公演で発表になりました。卒業までの期間が短いのが一番の心残りです。
――2人で相談はしていましたか?
大場 決断はそれぞれですね。お互いに現状とか悩みは話すけど、タイミングはそれぞれにありますから。鈴蘭の卒業発表を聞いて、「こんなに早いの!?」と思ったくらいで。
山内 私も、美奈が卒業するのは分かっていたけど、「えっ、もうすぐ発表!?」みたいな。発表後に話したよね?
大場 そう! 発表までは話さないけど、それまでは「そろそろなんだろうなー」みたいな。由依もそうですけど、「9期は誰が最後になるんだろう?」っていうのはずっとありました。9期はみんな、鈴蘭が最後だと思ってたんですよ。私と由依は来年30歳ですし。それが3人のなかでは一番早くて、マジでビックリしました。
山内 自分が卒業発表して分かったのは、発表の時にどんな言葉を言おうかなとか、いろんな調整とかがあるから、報告するのはそりゃ遅くなるわなって気づいた(笑)。
大場 だし、あの(発表するまでの)そわそわする期間は本当に耐えられない!
山内 そう! 一人じゃ無理。美奈の発表は東海ラジオ(『SKE48 1+1+1は3じゃないよ!』)の生放送だったから。一瞬も気が抜けなかったよね。美奈も緊張しただろうけど、私も緊張したから! あんなに震えてる美奈、初めて見たもん。
大場 声も体も震えてました。明るく言おうと思ったけど、気持ちが伴わなくて。
山内 私もZeppで踊りながら、ずーっと卒業発表のことが頭にあるわけ。不安のまま踊ってたけど、チームSのみんなと全曲歌えたことが嬉しくてね。悔いがなかったの。だから、発表してから安心しちゃって号泣。この情緒不安定さ(笑)。