【BUBKA12月号】アイドルクリエイターズファイル#12 関美彦(作曲家、シンガーソングライター)
10月29日に発売された「BUBKA12月号」より、注目の記事を抜粋して、その一部を紹介する。
楽曲派という言葉が死語になる前に伝えることがある!ということで始まった当連載。今回は、シティポップシーンにおいて異彩を放つ楽曲を世に送りだしてきた鬼才・関美彦が登場。長年音楽性を貫く彼に、これまでのプロデュース曲が生まれるまでの経緯について訊いた。
曽我部恵一との出会い
――関さんのアイドルとの関わりというとじつはかなり長くて、95年にBUTTER FIELDという男女ユニットでデビューされているんですよね。
関 そうですね。菊地陽子さんという元アイドルの人とやっていたユニットなので、そういう意味では縁があるのかなと思います。
――BUTTER FIELDの音源を聴いたのですが、関さんのやられている音楽が一貫しているんだなと思ったんです。
関 聴いていただいたんですか! どうもすみません。音楽性が変わらなすぎて恥ずかしいですね(笑)。あの頃は渋谷系も末期で、サントラとかの初期渋谷系みたいなアイテムにみんなが飽きてきた頃で、GREAT3の片寄(明人)くんとかが「AORがいいよ」と言っていたんですよ。
ケニー・ランキンとかに目をつけるのも早くて。当時の僕はブリッジとかみたいなネオアコっぽいものをバンドでやってたんですけど、片寄くんが100%全力投球でそっちをやっているのを見て、自分もこっちでやろうと思ったんです。
僕は中学生のときにAORとかウエストコースト・ロックを聴いていた世代なので、じゃあその頃の感じでやろうと。結局、菊地陽子さんと仲違いになっちゃってBUTTER FIELDは終わったんですけどね。
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