2021-10-30 05:00

乃木坂46寺田蘭世さん「清々しい気持ちでいっぱい」後輩たちに残したもの

乃木坂46「28th SG アンダーライブ」より
乃木坂46「28th SG アンダーライブ」より

林瑠奈さんは坂道オーディションをしていた当時と比べると、まったくの別人かと思うほど表情が豊かになっていて、「ここにいる理由」「傾斜する」「涙がまだ悲しみだった頃」での彼女の表現力とパフォーマンスが本当に素晴らしかったです。

松尾美佑さんはダンスがうまいメンバーで構成された「Another Ghost」と「その女」に入り、先輩に引けをとらないダンスで輝いていました。

矢久保美緒さんは、かつての渡辺みり愛さんを想わせる“かっこよさ”がありました。身長が低くてもどこにいるのかすぐ分かるダンスの見せ方。「不等号」「自由の彼方」「三角の空き地」など、多くの場面でかっこいい姿を見せてくれました。

弓木奈於さんは「欲望のリインカーネーション」がハマっていたのと、「ここにいる理由」のソロダンスが印象的。ステージ上で大人の色気を出すパフォーマンスは誰よりも長けていました。

寺田蘭世さんはこのライブで全てを出し切ってくれました。言葉では伝わらないことを行動で示し、その小さな背中で大きなものを後輩たちに残してくれたと思います。本当にかっこよかったです。

アンコールに入る前に寺田蘭世さんは「3日間開催したアンダーライブが、もう少しで終わろうとしています。この約9年間、本当に悔いはなく、今は清々しい気持ちでいっぱいです。そしてファンの皆さん、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。ここからは私のいろいろな思い入れがある曲で選曲させていただきましたので、ぜひお聴きください」と呼び掛け、アンコール1曲目、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」のアンダー楽曲「左胸の勇気」からスタート。

「気づいたら片想い」「何もできずにそばにいる」「心の薬」、そしてアンコールのラストを飾ったのは「ボーダー」でした。

良かった部分はもっとあるのですが、なにしろ文字数が多くなってしまうもので…。今回のアンダーライブ、ぜひ皆さんの感想もお聞きしたいです。

追伸
ステージに立ったのは17人。でもそこには18人の想いが見えました。

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING11:30更新

  1. 「舞台俳優」中村麗乃23歳の大願成就!乃木坂46の看板を背負い、憧れ続けた「あの人」が演じたヒロインへの道
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. R-指定(Creepy Nuts)が語るスチャダラパーの時代
  4. 【追悼】酸欠少女さユりが私たちに残したもの
  5. 日向坂46高本彩花×濱岸ひより、アイドルらしさとモデルらしさを併せ持つ二人が放つ輝き【BUBKA12月号】
  6. 乃木坂46高山一実さん、地元への貢献…PR大使からボランティア活動まで
  7. 「僕が見たかった青空」今井優希、ギャルマインド のすゝめ
  8. 乃木坂46掛橋沙耶香×林瑠奈「ちょっと抜けてるところはありますけど(笑)」
  9. 乃木坂46向井葉月さん、2022年飛躍への期待…グループに欠かせない存在へ
  10. 乃木坂46筒井あやめ「お仕事で早退する時に『バイバーイ!』ってみんなが叫びながら見送ってくれるんです 『本当に良い人たちだな』と思って校門の前で泣いちゃいました」
  1. 乃木坂46賀喜遥香の表紙カット解禁!流木に座る姿が印象的な1枚
  2. 選抜の噛ませ犬じゃない!乃木坂46最新アンダーライブ極私的過剰考察「私、アンダーメンバーの味方です」
  3. 日向坂46松田好花のラジオが聴取率V4!“ああ言えば松田”で局の「偉い人」にも噛みつく“名物”クレーマー松田も復活‼
  4. 日向坂46丹生明里卒業SP!河田陽菜と『ラストおみそしる』表紙カット解禁
  5. 響き渡る“乃木坂46”&“葉月”コール!向井葉月から奥田いろはへ、涙の抱擁と共に受け継がれる「乃木坂らしさ」
  6. 卒業控える日向坂46東村芽依、“門出”にふさわしい晴れやかな表情の表紙カット解禁
  7. 「おいBUBKA編集部、“名物”クレーマー松田ってどういうことだ!」日向坂46松田好花、真夜中の怒りとクレーマーとしてのホコリ!?
  8. 日向坂46 の逆襲が始まる東京ドーム公演に注目せよ!明暗分かれた『紅白』出場者から考える坂道3グループの現在地
  9. 「九州女子翼」新たなビジュアルで東京定期公演
  10. AKB48大盛真歩、巨大な鯛焼きと“おでこぱしー”